So-net無料ブログ作成
検索選択
ファランについて思うこと ブログトップ

タイで感じたトランプ・ショック [ファランについて思うこと]

個人的にはタイにいるとニュースは入って来辛くなる。

私があまり日本のテレビを見ないことと、タイ語も英語も中途半端にしかできないせいである。

でもニュースが入ってきた場合は、そのぶん鮮烈に心に刺さる。

正直、トランプ当選のニュースには、戦争が始まった、とかくらい、この世の終わりぐらいにドーンと落ち込んだ。

ありえないこととは思っていなかった。

ヒラリー・クリントンとの人気は五分五分という感じだったし、あり得るとは思っていたけど、それでもアメリカ人の良心のようなものを信じていた。 

あんな明らかに馬鹿げてるような品格のない男がアメリカの代表でいいのか?

米国へのリスペクトを失った。。

デイブ・スペクターがそう言ってたけど。

まさに私の気持ち代弁ですよ。

なんだかんだでリスペクトしてたのに。 

あいつを選ぶアメリカ人が50%もいるなんて。

sophisticateされたアメリカ人というのは、本当に都会に一部棲息しているだけで、アメリカは基本的には広大な田舎の集合体、「アホでまぬけなアメリカ白人」がアメリカの多くを占めているんだよっていうマイケル・ムーアとか町山智浩の話を、本当に目の当たりにした気分だよ。


アホでマヌケなアメリカ白人 (ゴマ文庫)

アホでマヌケなアメリカ白人 (ゴマ文庫)

 
 
 
 
 
 

アメリカ人の友人に思わずLINEした。

どうなってるの?アメリカでは一体何が起きてるの?

そこでまあ彼の話を聞いたりして、 なんか本当にもう、アメリカの状況自体が終わってるんだなと思った。

つまり、国内で経済格差が拡大し、経済状況が相当に悪くて、自分自身の目の前の生活向上のことしか考えられないような人がいっぱいいるということだ。

色々とクソみたいだけど、確かに経済面においては、いいほうに何かを変えてくれる期待を持てる人だったのだ。。。

貧しいアメリカ人にとっては。 

要するに貧すれば鈍する、みたいなもんだ。

自分の生活を少しでも豊かにしてくれるなら、どんなに人間的にどうかと思うような言動を繰り返す人物でも国の代表に選ぶのだ。

ていうかそもそも差別主義者や自分さえよければいい人なんかいっぱいいる国なんだ。

アメリカにもともとある、私の嫌いな要素が、すっごくはっきりとごまかせない形で顕在化しただけなんだよね。

トランプが終わってるとか、トランプが選ばれることが終わってるとかいうより、トランプが選ばれてしまうような状況がすでにアメリカにはあって、もう終わってたんだよね。 

だから、その結果としてこれを受け止めて、ここからいい方に変わっていくキッカケにあのおっさんがなるようにうまくやっていくしかないんだよね。

とはいえ、トランプへの抗議デモがいっぱい起きているアメリカにもまた、少し安心する。

あんなやつとんでもない、と考える良識あるアメリカ人もたくさんいるんだということが、まだ少し。。

ちなみにアメリカ人の友人の考えや、アフリカ人やフィリピン人の英語の先生の考えなどを聞いてるとみんな

アメリカは民主主義の国で独裁国家じゃないんだから大丈夫だよ。トランプだってバカじゃないんだし、トランプの周囲には政治のプロがいっぱいいて、運営していくのは結局彼らなんだから。選挙活動で大口を叩くのは簡単だけど、それを実行に移すことはできないよ。おそらく結局そんなには変わらないよ。」と。

そうなんだろうね、現実的には。

それでもやっぱり、 アメリカの大統領だよ?

世界的に考えても屈指の権力を持つポジションに立つ人物があれでいいの?

というガッカリ感が私にはある。

アメリカも落ちぶれたもんだな、みたいな。

もう8年も前になるのか。

オバマ氏が大統領になった時には、アメリカを見直したし、さすがアメリカだと思ったのに。

オバマ夫妻の好感度の高さ、優秀さ(優秀そうに見える、ということだけど)は際立って見えたし、そういう人が国のトップとして選ばれることにまた、アメリカ国民全体に対してもある一定の良識みたいなものがあるのだという幻想を抱いていたのに。

まさかその次にこんなガッカリするとは。

生きていると色々あるね!

でも、オバマ政権の反動で、トランプ政権が生まれたとも言えるのだから、自然な流れとも言えるのかもしれない。

タイに来てからも、タイ国内ではクーデター、テロ、王様の崩御と結構色々あったし、世界的にもイスラム国の台頭とか、シリア難民の問題とか、色々あるけれど。。。。

アメリカに一度は住んでみたいな、と漠然と思っていたけど、なんかその気持ちがだいぶ萎んだな。。

少なくともここ数年ではないな。。。 

ちなみにアメリカ人と話して痛感したのは、現状のアメリカ国内経済の閉塞感や不満と、トランプ氏への経済政策への期待がトランプを選ばせたということだけでなく、ヒラリー嫌いという強い感情がトランプを選ばせたというのも本当なのだなということ。

彼は言ったのだ。

actually I am Happy.

なぜならヒラリーが大統領にならなかったから。

トランプにも投票してないけど。

彼は、トランプよりも、信用ならない嘘つきのヒラリーの方が嫌いなのだと。

あんなやつに初の女性大統領という栄光を手にされたくないと。

ちなみにこの最後の一文のところは、すごい引っかかりましたよね。

そういう問題で選ぶなよ、国が、世界が、良くなるかどうかで選べよ、と思うけど、実際そういう風に考える人や風潮もあったのだろう。

女性大統領の誕生を目にしたいから、女性だから応援する、という人もいたのだろうから、一概にはなんとも言えないけど、こういう考え方だけを見れば、女性であることでハードルが上がってしまいフェアじゃない。

もしかしたらこういう言い方をする人は、本心ではやっぱり、女性を見下しているのかもしれない。

女性でも大統領をやるっていうんなら、それ相応のハードルをクリアしろ、みたいな心理があるんじゃないかと思っってしまう。

ありがちよね。。

男性リーダーは、色々抜けてるところがあってもどこかが秀でていれば許容されるのに、女性リーダーに関しては才色兼備、非の打ち所がないみたいな人じゃないと認めない、みたいなケースはよくあること。

私の被害妄想かな・・と考えてみたけど、いや違う。

例えば、彼がどこかの会社のCEOになるかならないかという議論で、「彼は初のアジア系CEOとしてふさわしくない」という考え方があるとしたら、なぜ「彼は次期CEOとしてふさわしくない」という考え方をしないのか?と明らかにアンフェアさを感じるはずだ。

結局変な理屈をくっつけて、「うん、そうだ。」ということになってるけど、この理屈の正体は結局は女性差別なのだなと思った。

すでに世界中で、イギリスだって、韓国だって、タイだって、すでに女性がトップに立ったりしていて、そんなに特別視するところじゃないのに。。

ちなみに今日は職場でCNNの日本語同時通訳されてる版?みたいなのがずっとついてたので、チラチラ見てたけど、まるで災害みたいな報道のされ方でした(笑)。。

通訳の話し方のトーンが災害報道みたいだというのもあるんだけど、トランプ反対デモの様子がずっと報道されてて、緊急事態発生!!みたいなね。

マイケル・ムーアも出演して話してたし、CNNは民主党支持なのかな・・と思ってたら、こんな記事を発見!

http://blogos.com/article/171187/

以前から偏向報道で話題になってたのねwww 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

米国でまた白人警官が黒人射殺。。について思うこと。 [ファランについて思うこと]

米で白人警察官、黒人を射殺 地面に押さえつけ撃つ動画:朝日新聞デジタル http://www.asahi.com/articles/ASJ771TNBJ77UHBI002.html

もはや米国あるあるだよなー。

タイでよくある事件が、痴情のもつれによる殺人や、外国人との金銭目当ての結婚からの詐欺や殺人だとしたら、インドでは集団レイプ殺人、米国では白人警官による黒人射殺に銃乱射事件というところか。

日本はなんだろう?

オレオレ詐欺?

最近、平和そうなカナダでも、実は原住民へのレイプや殺人、差別はひどく、ただ事件として表沙汰になっていなかっただけというのが明らかになってきている。

それをいったら、タイだって報道されないだけで、タイ深南部におけるイスラム系の分離独立運動家とそれを弾圧する政府との間で、 すごい数の人間が毎年死んでいる。

さらにミャンマーなどからの難民問題。強制送還して世界的な避難を浴びたりする以外に、人身売買や虐殺などが横行してきたことが露呈してきている。

なんて書いていたら、国によって差があるようで、たいしてないことに気づいた。

結局は、社会的弱者、被差別者に対する虐待と搾取。

社会によってその対象は違えど、どこか邪魔な存在として、もしくは無力で何をしても何処からも責めを負わないのをいいことに、人間以下の扱いをしていいと思い込んでいる差別感情が意識下にあるのだろう。

容認されていれば、それをいいことに、漬け込む。

または良心の呵責があっても、ピアプレッシャーに屈する。 

やだな、人間の嫌な部分を思い出してしまった。

でも、モハメド・アリのように、圧力に屈せずベトナム戦争徴兵を拒否したような人もいる。

なんというか、、、自分がまず幸せに生きることも大切なんだけど、それ以外の面倒臭いことには目をつむり、もしくは自分の都合のよいように解釈して、見て見ぬ振りをするような大人にだけはなりたくないなー。


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

とあるタイ在住のフランス人の話。 [ファランについて思うこと]

最近会ったフランス人。

彼はなんとすでに二人の従兄弟がタイに住んでいるとのこと。

一人は衣料品の販売、もう一人は新種のアイスクリームの屋台をやっているとのこと。

そして彼もタイ語学校を卒業したら、そのアイスクリームの機械を買って、アイスクリームビジネスを始めるつもりだそうだ。

彼はもともとフランスでは園芸店のセールスマンをやっていたけど、その後カナダに移住。

カナダで4年間働いていたのだが、 もうビザが切れたので、タイにやってきたのだとか。

そしてフランスはとっても陰鬱な状況だという。

失業者も多いし、物価に対して給料も低い。

たとえ長いバカンスが取れたとしても、遊びにいくお金なんかないから、みんなただ家でじっとしてるんだ。

それなのに移民や難民がどんどんヨーロッパに流入。

彼らはそこの言葉も喋れないし、自国人でさえ仕事がないんだから、もちろん仕事がない。

どうするんだ?

だからフランス人は海外に出たがる人が多いんだよ、とのこと。

カナダは良かったのでもっと居たかったけど、これ以上ビザを出してもらえないなら仕方がない。

タイにきて、ここのシンプルな生活が気に入ったから、ここに居たいんだ。

とのことでした。

彼はしきりにフランスの政治的な状況が嫌いだと言っていた。

そんな彼に、じゃあタイの政治的な状況はどうなの?と聞いてみたいところはあった。

働き出して定住しだす前なら、気楽な身分だと、たしかにタイはとてもシンプルないいところだ。

ごはんも美味しく、物価もやすく、いろいろ便利だし、人々は優しく愛想がよくて融通がきく。 

ただ政治的な状況という意味でいうと、タイだって問題はたくさんある。

ただ報道規制されていてあまり報道されていないだけで、現在進行形で、独立を目指す南部のイスラム勢力が武力行使をしては弾圧されて、がんがん死んでるし、タイ警察の賄賂体質も変わってないし、そもそも言論弾圧があって民主主義国家でもない。

基本的な人権が守られることが保証されている国ではないのだよ。

平和に暮らしているうちはいいけど、一度なにかの事件に巻き込まれたりしたら、その時にちゃんと法が守ってくれたり、裁いてくれたりするとは限らないのだよ。

自分の全裸のグロ屍体写真が、メディアで平気でおかされて、全国のタイ人が興味本位で見るのだよ。

そしてたいして捜査もされずに、適当なところで結論づけられて、終わるのだよ。

それでもフランスよりマシなのかなあ。

と、聞いてみたいところではあったけど、私もタイが嫌いなわけじゃないし、タイでの生活を夢見て希望を持っている人にわざわざ突きつけるほど、私がタイの政治的状況に詳しかったり、そのことで嫌な目にあったことがあるわけじゃない。

そもそもすでに二人の従兄弟が長いことタイに住んでいるわけだし、政治論議好きのフランス人たち。

そんな話はとうにいろいろ聞き及んでいるはずだ。

というわけで、いやあそれをいうならタイだって・・ということは言わなかった。

まあフランスの政治的な状況というか、ようするにそれによる経済的な行き詰まりによって、未来が見えない状況を打開するために、新天地を求めているということなのだろう。

そういうことなら、タイはまだまだなところはあるにせよ、経済的にはどんどん発展を遂げていて、政治的にもどんどん動いていて、希望がある。

ただ今度会ったら、基本的人権については聞いてみたいなあ。 

たぶんフランス人だったら、それが守られていることは当たり前のことで空気のように意識してないんじゃないだろうか。

政治的な問題とか以前に、そういうベースがタイにはまだないことをどう思う?ということは聞いてみたいなあ。

タイにはタイのモラルがあって、それは同じ人間同士そんなに理解不可能なものではなく、それによって概ね人間的な生活が守られているわけだけど、それはやっぱり西洋的な人権という発想とは違うと思う。

ふだんはその差を意識しないで生活できるけど、タイ人と深く付き合ったら目の当たりにするんじゃないだろうかと考えたりするのだった。


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行
ファランについて思うこと ブログトップ